別府ケーブルラクテンチ

物件の所在地:大分県別府市
あし:日豊本線別府駅よりバスがあります。


さて、今回の物件は「別府ケーブルラクテンチ」。
早い話が遊園地のケーブルカーです。

「遊園地だろうが何だろうが動いて乗れる『鉄道』なら
取り上げるのがここの方針だしなあ・・・」
と思った方もおられるでしょう。
実際私は別府駅前温泉客引きおやじ(長い)にバカにされつつ(笑)、
任務を遂行して参りました。誰にも頼まれちゃいませんが(爆)。
しかし、ここはそれだけではなかったのです。

ここはれっきとした「鉄道」。いわゆる広義の「鉄道」ではなく、
ちゃあんとお上の許可(鉄道事業法)を取った鉄道だったのです。
だから「完乗マニア」と言われる人たちには押さえておかねば
ならぬ場所だったのですね。
実際皆さん恥ずかしがらずに行っておられてすごいと思います。
大阪観光なきあと貴重な存在と言えるでしょう。

電柱の看板がかなりいい味です。
別府駅から歩いてもそんなに距離はありませんので、
ここまででも行ってみるのは良いかも知れません。

道路の突き当たりにいきなりこの建物は現れます。
途中ですれ違う様子も撮影できます。

しかし左の車両・・・これじゃ宮崎さん高畑さんが
昔やった映画のキャラクターみたいだよなあ・・・
子供(及びおたく)は喜ぶだろうけど。
こんなお城が普通の町の通りの奥にあるのです。
信じられますか?

これは遊園地の入場口か? それとも駅なのか?
私を上まで運んでくれたのがこの「はくちょう」号。
なんか日本海側を走っていそうな車両です。
「ここは鉄道です」と強調しているような看板。
皆さん撮られているようですが、
私も撮っておきました。
改札口。普通のケーブルカーの乗り場と
そんなには変わりませんね。

このインターホンで上と連絡をとるようでした。
切符。入場券じゃなくて乗車券のようです。
だから上と下の駅名が入っています。
ちょっと気になったのがその中の内訳。
乗車料金だけなら無茶苦茶安いですが、
遊園地に入場しないと乗れないのです。
「ありがとうございました」って、これからなのに・・・
このイラストにはロープウェイがありますが、
現在はもうありません。
前はリフトもあったようですが・・・
別府市内が一望に眺められます。
「うひょ〜!」とか声を上げたら子供ににらまれました。

途中すれちがった車両は、あの「パンダ」号です。
これがマーク(恒例になってきましたね)。
BとKをデザインしたような感じです。
(別府国際観光なので)
山上側にある巻き上げ機の様子。
業者の銘板が取り付けられていました。
これは巻き上げ機室。
安全を祈願する神棚もあります。

こういうの見ると「天空の城 ラピュタ」を思い出します。
山上側の駅舎。
ごく普通の感じですが、二階はがらんどうでした。
せっかくの展望台なので、何かあっても良さそう
なのですが・・・
窓口が閉鎖された山上側の待合室。
昔は切符が買えたのか、それとも改札用なのか・・・

ケーブルカーは一時間3本の運行のようです。
ちょっとレトロな照明。
昭和始めの開業のようなのでその頃の物か、
はたまた戦後の復活後の物なのか・・・
車内の乗務員席。
機器を使わない時はカバーがしてありました。
ここの乗務員の方は女性のようです。
車内のアナウンスも行っています。
車内は明るい感じ。サンルーム風です。
ただし冷房はありませんでした。
扇風機がわびさびです。
(なんのこっちゃ?)



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